「浅葉野に立ち神さぶる菅の根のねもころ誰ゆゑ吾が恋ひなくに」
意味 浅葉野に立っていて神のようになっている菅の根よ。
その根のように誰ゆえに恋しようか。誰のためではなく、
あなたのために懇ろに恋したうのである。