生没年不詳。
「駿河」と付く所からすると、駿河国出身の采女か。
采女というのは、天皇への服属の証として、
地方豪族の中から美しい娘が選ばれ、宮廷に献上された。
「万葉集」巻第二巻 五〇七 敷栲の枕ゆくくる涙にそ浮宿をしける
恋の繁きに